第1回~第3回で計算問題の年度別の出題状況をみてみましたが、今回から各分野の具体的な設問の内容を深堀りしていきます。これにより、どのようなテーマの問題が出題されているかがわかります。
第2-1表および第2-2表は『発電』および『変電』の出題内容です。発電では揚水発電所および自流式水力発電所の問題が多く出題されています。
変電では、三巻線変圧器、変電所の電圧調整および変電所の接地抵抗の問題が多くなっています。また、計算問題に加え論説問題の設問も併せて出題されている問題が多く見受けられます。
発電・変電では3種にくらべて覚えることが必要な項目は増えますが、計算の難度は3種と同じようなレベルですので、比較的に学習しやすい分野と思います。
みなさん、電気書院の電験プロフェッサー石橋先生が「テーマごとにフカボリ!」したデータはいかがでしたか?効率よく、自信を持って学習するために大変参考になる内容です。ぜひぜひ活用していただきたいと思います!
次回は「送配電線路(平成7~23年)」についてフカボリ!です!こうご期待!