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石橋先生が電験2種一次試験を読み解く!第2回『電験2種一次試験』の過去問題を調べてみた!理論の計算問題をフカボリ!編②

作成者: なまきゅう|2024/12/03 4:32:27 Z

 平成7年度~令和6年度の30年間に出題された計算問題を第1-2表に示します。
 全体の出題数は28問で、ほぼ毎年1問が出題される重要な分野です。また、問題の種別はA問題が約80%必須のB問題が約20%で、A問題として出題される割合が多くなっています。

  特に出題頻度が高い出題テーマは次の通りです。

  • 環状鉄心に関する問題
    エアギャップの有無、コイルの数などについて、
    いろいろな出題パターンがあります。

  • アンペアの周回積分の法則を用いた磁界の計算
    円柱導体、中空円筒導体、同軸円筒導体などのいろいろな電極パターンがあります。

  • 電磁誘導電圧を求める計算





 平成7年度~令和6年度の30年間に出題された計算問題を第1-3表に示します。

 全体の出題数は26問で、ほぼ毎年1問が出題される重要な分野です。また、問題の種別はA問題が約55%必須のB問題が約45%となっています。
 特に出題頻度が高い出題テーマは、複数の電源および抵抗で構成された回路の電圧・電流分布を求める設問で、次の法則・定理 を使いこなせるように学習しておくことが要求されます。

 ① キルヒホッフの法則

 ② テブナンの定理

 ③ 重ね合わせの理

 ④ ノートンの定理



以上、いかがでしたか?
 次回は『電験2種一次試験「単相交流回路」および「三相交流回路」』についてフカボリしますよ!皆さん期待してお待ちください!