第15回~第17回で『機械・制御』の計算問題について年度別の出題状況をみてみましたが、今回から各分野の具体的な設問の内容を深堀りしていきます。これにより、どのようなテーマの問題が出題されているかがわかります。
第6-1表および第6-2表は『直流機』および『誘導機』の出題内容です。
直流機はこれまで4題しか出題されていません。
誘導機はこれまで15題の計算問題が出題されており、出題される確率はほぼ1/2で、一次換算L形等価回路関連の問題がほとんどです。第3種と比べて少し難度の高い複素数計算となりますが、新しく覚える要素は多くないので、過去問は必ず解けるようにしておくことを推奨します。
次回は、『同機期』および『変圧器』の計算問題についてフカボリしますよ!ご期待ください!