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【新講座スタート!】『電験2種一次試験 これだけ理論講座』石橋千尋先生インタビュー~合格は「正しい努力」を続けた人のもの

作成者: なまきゅう|2026/01/26 0:00:00 Z
 いよいよ、新しいeラーニング講座『電験2種一次試験 これだけ理論講座』が2026年1月30日(金)に開講となります
 「電験2種合格は特別な人のものではない」と語る講師の石橋千尋先生に、この講座に込めた思いや、電験2種合格を目指す皆さんへの「学びのヒント」とメッセージをお聞きしました。

 

石橋千尋 先生
東北大学工学部電気工学科卒業。日本ガイシ(株)を経て石橋技術士事務所開設。
長年に渡り数多くの電験受験者を支えてきた『電験3種 これだけ』『これから学ぼう電験3種』『電験2種一次試験これだけ』シリーズや『電験2種 いちばんよくわかる数学入門帖』などの著書多数。
試験の内容に留まらず出題傾向や時間配分のテクニックにも精通し、多くの受験者を合格に導く電験エキスパート。丁寧でわかりやすい講義が好評です。

■まずは電験2種試験の「全体像」をのぞいてみよう

Q:まず最初に、このインタビューをご覧の電験3種から2種へのステップアップを目指している方々に向けて、先生が大切だと考えるポイントを教えていただけますか?

石橋千尋 先生(以下、石橋)第2種に合格するには、まず第2種の試験はどのような試験なのかを理解しておきましょう。皆さん自身でここ数年の試験の内容については調べていただきたいと思いますが、初めに試験の概要をお伝えしておきます。
 第2種の試験は、一次試験および二次試験の2段階です。一次試験に合格すれば二次試験を受験することができ、二次試験に合格すれば主任技術者免状を得ることができます。
 二次試験は一次試験に合格した年度に受験できますが、その試験に不合格となった場合、次年度は一次試験が免除されます。ただし、次年度の試験も不合格となった場合は、一次試験から受験し直すことになりますので注意してください。

Q:一次試験のポイントはどのような点でしょうか?

石橋
一次試験は第3種と同様に、理論・電力・機械・法規の4科目の試験があります。また、各科目の出題範囲は第3種とほぼ同じです。一次試験の解答方式は、マークシートの多肢選択方式です。問題のほとんどが1問題について小問が5個の空白問題からなり、15個の解答群の中から選ぶ方式です。

 一次試験の「理論」は、ほぼ全ての小問が計算問題で、第3種のレベルでは太刀打ちできないような問題が出題される、一次試験で最も難しい科目ですね。

 「電力」と「法規」については、計算問題はほとんど出題されません。「機械」は約1/3の問題に計算が必要な小問が含まれますが、理論のように5個の小問全てに計算が必要になる問題はほぼありません。
 したがって、これらの科目は論説問題が主体です。
問題の中には第3種よりも専門的な知識を必要とする問題も含まれますが、第3種合格の実力があれば、比較的スムーズに合格点に到達できると思います。

 

Q:二次試験はいかがでしょうか?

石橋
二次試験は、『電力・管理』と『機械・制御』の2科目です。また、試験方式は記述式で、計算問題と論説問題に分れます。

 『電力・管理』は6問出題されます。構成はおおむね3問の計算問題と3問の論説問題で、そのうちの4問を解答します。
 『機械・制御』は4問出題されます。ほぼ全てが計算問題でそのうちの2問を解答します。
 計算問題は第3種のレベルよりも格段に難度が高くなり、計算に要する時間も長くなります。答案の書き方のトレーニングも必要ですね。
 また、それぞれ論説問題では第3種よりも専門的な問題が出題されますので、与えられた文字数内にまとめる文章力も鍛えておく必要がありますよ。

  一次試験の合格発表から二次試験までの時間は短く、また、先ほどお伝えしましたが次年度の試験で不合格となった場合は、一次試験から受験し直さなくてはなりません。 
 ですので、二次試験の準備は一次試験の合格発表があってからでは間に合いません。一次試験に合格した時点で、ある程度の二次試験レベルの問題が解けるようにしておきましょう。

 

『本当に合格できる?』その不安を抱えているあなたに伝えたいこと

Q:電験2種試験は、その範囲の広さと専門性の高さから“難関”とされています。受講を検討されている方の中には、『本当に合格できるのだろうか』という不安を抱えている方も多いと思います。そうした不安に対して、先生はどのようにお考えでしょうか?

石橋講師として私が伝えたいのは、「絶対に合格する」という強い気力を持ち続けていただきたいということです。また、そのためにはできるだけ短時間で合格することも重要です。この意味で電験2種は「戦略」が必要です。

 先に述べたように、第2種の一次試験の「理論」および二次試験に合格するには計算問題に強くなることが必須で、数学力のアップが必要です。ただし、一般的な数学を学習してから電験の勉強を行うことは非効率です。電験の問題を解くために必要な範囲に的をしぼり、実際に出題される問題にどのように用いられるのかも併せて学習することが効率的です。

 ちなみに、私の著書『電験2種数学入門帖』は、第2種に必要な範囲を効率よく、また実際に出題される問題と直結した学習ができるように執筆しています。 
 なお、本書をベースにしたeラーニング講座も開講していますので、電験2種に向けて数学を学びたい方はぜひ活用してみてください。

Q:これまで多くの受験者を指導されてきたご経験の中で、電験2種に合格する方と、そうでない方には、どのような違いがあると感じていらっしゃいますか?

石橋
これは講師として何度も実感してきたことですが、3種に合格したレベルの方であれば、合格する人とそうでない人の違いは「学力」よりも「姿勢」だと考えています。
 合格する人に共通しているのは、 「わからないことを放置しない」という習慣です。 たとえば、練習問題を解いて誤った場合には、「なぜ誤ったのか」を徹底的に追求し、同じ誤りは二度と起こさないようにして次に進む。そういう人は、知識が “使える形” で蓄積していきます。
 それから、自分なりの計画を立てて実行できる人ですね。「継続は力なり」と言われるように、毎日少しでも参考書に目を通すことが習慣になれば、確実に実力がアップしていきます。

 逆に勉強を中断すると元の状態にもどるまでに同じ期間が必要になってしまいますから注意してください。
 その点、eラーニング講座は、いつでも、どこでも学習できるので “学び方の土台” を得るには最も適したツールであると思います。

■無理なく力がついていく学習のカタチ~「読む・聞く・解く」が自然に繋がる

Q:今回新たに開講された『電験2種一次試験 これだけ理論』講座は、どのような特徴がありますか?

石橋このeラーニング講座の最大の強みは、ズバリ―― 「テキストと講義が一体化している」ことです。つまり、文字で書いてある内容を話し言葉でも聞けるので理解しやすい点です。
 また、第3種に合格し初めて第2種を受験する方を対象にして、第3種レベルのやさしい例題から入って、一次試験に出題されるレベルの実践的な問題に到達できるようにできるだけ平易な解き方の解説を加えています。これによって「読む→聞く→考える→解く」の流れがスムーズになると思います。
 さらに、第3種では暗記することの多かった公式を、「なぜそうなるのか」を自分で導くことができるようにも工夫しています。

 このような「自分で考える力」を育てる講義スタイルで、 皆さんが  “自分の言葉で問題の解き方を説明できるレベルになる“ ことを目指して講義していることが特徴ですね。

 

Q:電験2種合格を目指している皆さんに向けて、先生が最も伝えたいことはどのようなことでしょうか?

石橋
それは、迷わずこうお伝えします。
「合格は  “特別な人” のものじゃない。正しい努力を続けた人のものだよ」と。

 電験2種は確かに難関です。「自分には無理かも」と思ってしまう人が多いのも事実です。しかし、電気系じゃなくても、仕事が忙しくても、合格していった受験生がこれまでたくさんいました。合格した人に共通していたのは、「あきらめなかったこと」と「自分のペースで学び続けたこと」です。
 この講座では、そういう “続ける力” を支えるために、わかりやすさだけじゃなく、「学びの楽しさ」や「小さな達成感」が得られることを目標にしています。

Q:最後に先生からこの講座の受講を検討されている方へ、メッセージをお願いします。

石橋いよいよ第2種への挑戦が始まりますね。まずは「学ぶ決意」をした自分を、しっかり褒めてあげてください。
 第3種から第2種へステップアップする最初の難関は一次試験の「理論」です。この講座は、できるだけ短時間で、あなたの努力が “合格” という形になるよう工夫してあります。

一緒に最初の壁を突破しましょう。 ここからが本当のスタートです!